↓見たい分野をクリック!
  1. 水圏の生物
  2. 陸圏の生物
おまけ;移入種

淡水の無脊椎動物

  
サモアは小さな火山島のため淡水生物はそんなに豊富ではありませんが、甲殻類は意外と進出しているようです。


学名:Macrobrachium lar
和名:コンジンテナガエビ
英名:Monkey river prawn、Pacific river prawnなど
サモア名:Ula-vai
その他:
 サモアでは全土的に生息する。成体になると雌雄でハサミの大きさ・色が異なるため、区別が容易にできる。Macrobrachium属はすべて食用に向くと思われるが、サモアではこの種が一番多い。ウム料理やココナツクリーム煮にされる。最大体長は20cm程度になることから、同じ大洋州のヴァヌアツやウォリス&フトゥナでは天然幼生を採捕しての養殖が行われている。
 なお、産卵は雨季の増水に合わせて行われると思われるが、乾季にも隔絶河川において抱卵個体が見られるため、調査の余地アリ。もし陸封型が見つかれば一大発見である。
(左上) USP構内にて拾ったメスの死体。抱卵個体。(20071212)
(左中) サバイイ島アフ・アアウの滝(パラウリ)にて。コプラを食べに集まる。
(左下) マァアギアギ奥にて。地元の子供がヤスで捕獲。
(下左) マァアギアギ産の腕。
(下右) サバイイ島、プレイアにて
 
学名:Macrobrachium australe
和名:ザラテテナガエビ
英名:
サモア名:Ula-vai
その他:
 サモアではM. larについで多い種だと思われる。 ウポル島南部、タフィトアラ村の川にて。

学名:Macrobrachium latimanus
和名:コツノテナガエビ
英名:
サモア名:Ula-vai
その他:
 マァアギアギ奥にて。地元の子がヤスで捕獲。食用可。
学名:Macrobrachium gracilirostre
和名:
英名:
サモア名:Ula-vai
その他:
 ウポル島ウアファトにて。体表の模様が特徴的な種。
学名:Macrobrachium placidulum
和名:ネッタイテナガエビ
英名:
サモア名:Ula-vai
その他:
 ウポル島、ウアファトにて。
学名:Atyopsis spinipes
和名:
英名:
サモア名:
その他:
 ウポル島、ウアファトにて。
学名:
和名:モエビの一種?
英名:
サモア名:
その他:
 ウポル島タパタパオにて。川岸から倒れこんだ草の下より採集。サクラエビほどの大きさで、かき揚等にちょうど良い大きさ。5月は抱卵期。食用可。(20080518)
学名:
和名:
英名:
サモア名:
その他:
 ウポル島東部アフリロ・ダムにて。湖岸にてところどころに見られる。体長4cm。

学名:
和名:
英名:
サモア名:
その他:
(上) アピア、バイリマ自然保護区にて。
(下) 同上。
学名:
和名:
英名:
サモア名:
その他:
サバイイ島、プレイアにて。ウナギの餌になるようだ。
inserted by FC2 system